2013年7月16日火曜日

アースランド

こんにちは、池鯉鮒です。

今回は”アースランド”のお話です。

”アースランド”は遊園地です。

 有名な遊園地で”ディズニーランド”がありますが、ディズニーランドにはウェスタンランドやアドベンチャーランド、トゥーンタウンようにいろいろなエリアや街があります。そしてそこには多くの”キャスト”が働いています。訪れる観光客もたくさんいます。

 ”アースランド”の場合は、エリアや街の呼び名はディズニーランドとは違っています。
アメリカやヨーロッパ、アジア、オーストラリア、アフリカなどのエリアがあります。それぞれのエリアはまた細かく分かれていて、カントリーと呼ばれています。ロシアやアメリカ、中国という超巨大カントリーもあれば、日本という小さな島カントリーもあります。

 カントリー同士で仲のよいところもあれば、仲の悪いところもあります。
それぞれのカントリーは、そこで働いているキャストによって運営されています。
そしてそれぞれのカントリーは、そこにいるキャストによって独特なカラーを出しています・・・・。

 とっくにバレバレですが、この”アースランド”は世界のこと(地球のこと)を表しています。
そこにいる70億の人々はそれぞれのカントリーで、いろいろなキャストとして働き、
日々を過ごしています。

 昔は”人生劇場”や”人生航路”という言い方をしていました。
人によっていろいろな役割を演じていますから、人生劇におけるキャスト(配役)というわけです。そしていろいろな状況が展開していきます。

 この状況は航路にもたとえられます。
順風満帆で船出したものの、途中で羅針盤が壊れて航路を見失ったり、嵐に遭遇して沈没しかかったり、その後天気が回復して羅針盤も修理して、なんとか予定航路に戻ったり、という具合です。

 苦あれば楽あり、七転び八起き、情けは人のためならず、袖振りあうも他生の縁、バランスの法則、等々いろいろ言われています。

 各”キャスト”ごとに、その時期においてそれぞれ期待される役割や、その存在意義があります。
自分の存在意義や今何をやるべきか、といったことを考える上で、日常に埋没しいていると、なかなか全体を見渡せないという状況に陥ってしまいます。

 それを俯瞰する方法のひとつが、”アースランド”という考え方です。
宇宙から地球を眺めている感じでしょうか。

 あなたも何かのキャストを演じているわけですね。

 何年か前に”ゆでガエル現象”が話題になりました。
熱いお湯にカエルを放り込むと、熱いので飛び出して逃げてしまって無事ですが、鍋に水を張ってカエルを入れ、じわじわと加熱していくと、カエルが気が付かないうちに、徐々に温度が上がっていって、熱いと気がつくころには”すでに遅し”で、ゆで上がってしまっているというお話です。

 つまりじわじわと周りが変化しているのに気が付かず、変化に乗り遅れてしまっていることを指します。周囲が変化してきているのに、変化に対応せずに(または対応できずに)相変わらず同じ事を繰り返している状況のことです。

 今は(特別に今に限ったことではありませんが)、世界と日本の情勢やその変化を見ておく必要がありますので、”アースランド”という見方で、空間的にも時間的にも、全体とあなた自身(マクロからミクロ)を俯瞰してみてはいかがでしょうか。

それではまた。

久留米工業大学
建築・設備工学科
池鯉鮒


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