2013年11月18日月曜日

長時間連続使用可能なレーザーポインター

こんにちは、池鯉鮒です。

今回はちょっと趣向を変えて、長時間連続使用可能なレーザーポインターの話です。

私たちはレーザーポインターをよく使用します。
大学の講義や、講習会、学会発表などで説明する場合に、パワーポイントで作成したスライドを、指し示す場合に使っています。

以前は、レーザーポインターと言えば赤色の点を表示するだけの単純なものでしたが、今では点だけでなく、リング状の表示や星印の表示などができるものもあります。

色も赤色だけでなく、緑色、青色、黄色、紫色のものが出ています。
本体の形状では、四角いライター状のようなものやペンタイプのもの、握りやすいエルゴノミクスデザインのものもあります。

その中で四角いライター状のレーザーポインターは、単4電池式で赤色の点表示しかできませんが、3000円くらいで買えるので重宝しています。

さてここで、どのレーザーポインターについても言えることですが、ひとつ問題点があります。

それは、どれも電池式のため長時間の連続使用ができないことです。
よくあるパターンですが、講演会などで使用中にレーザーポインターの表示色が薄くなって見えなくなってしまうということが起こります。

その場合には講演者の人は、「あれ?あれ?どうしたのかな?」といった風で、講演に集中できなくなってしまいますし、しまいには表示が消えてしまって、レーザーポインターなしで講演を進めなければならないという、困った状況も生じます。

新しい電池を入れた別なレーザーポインターを準備している会場もありますが、そうでない場合もあります。

大学の卒業論文発表会などでも、同様な状況がたまに発生します。

それで、電池式ではないレーザーポインターはないかと思って探してみました。
100V電源で駆動するものがあれば、電源コードがつながっているため大きく動き回ることはできませんが、丸一日続くような卒論発表会などでも、電池切れの心配はありません。担当の先生も助かるのではないかと思いました。

調べてみたところ、このレーザーポインターですが電池式のものしかないのです。
レーザーポインターで、100V電源を使用したものはありませんでした。
正しくは「存在し得ない」、別な言い方をすると「製造販売してはいけない」ということなのです。

法律で制限されていることがわかりました。
それで100Vタイプのレーザーポインターは販売されていないわけです。

なければ、自分で作って使ってみようという考えが浮かんできます。
個人的に使うのなら、製造販売していませんから問題はないだろうというわけです。

3VのACアダプタ(あの黒い四角の固まりのようなものに、100Vのコンセントプラグが付いているやつです)があれば、電源として使えます。

余っているACアダプタを使って、電池ボックス部分の電極につなぎ、100Vコンセントから電源を取れるレーザーポインターを作りました。これを卒論発表会の時に学生に使ってもらいました。

学生は卒論の発表で緊張しているため、レーザーポインターが電池切れの心配なく快適に使用できていることなど意識していなかったでしょうが、発表会が終わるまで新品電池を使ったかのような、クリアな表示が続いていました。

自分の講義などでも使っておりましたが、やはりコードがつながっているため少し煩わしさがあるのは否めません。講義の場合は1コマ90分ですから、電池でも十分です。

それで今では充電式のニッケル水素電池を使っています。
講義前にフル充電していれば、快適に使用できます。

ただやはり、半日や1日に及ぶ使用の場合では、100V電源タイプがほしいところですが、必要な場合は今のところ自作するしか手がないようです(自作は個人の責任でお願いします)。

それではまた。

久留米工業大学
建築設備工学科
池鯉鮒 悟


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