こんにちは、池鯉鮒です。
今回は軽めにいきます。「2種類の人々」です。
2種類の人々ってなんですか?と思われるでしょう。男と女、大人と子供、お金持ちと貧乏等々・・・ではありません。その人の性向とか癖といった話です。よくある話をします。
大きく分けると2種類の人々がいますよね。食べものを食べるときに、好きなものを最初に食べる人と、いちばん最後に食べる人の2種類です。それぞれに言い分があります。
好きなものを最初に食べる人によると、
「おなかが減っているときに、一番好きなものを味わって食べるのがいいんです。後になって食べると、おなかいっぱいでせっかくの好きなおいしい食べ物を満腹状態で食べなければならないですから。」と言います。
好きなものを最後に食べる人によると、
「いやいや好きなものは後の楽しみとして取っておくのがいいんです。最後に一番の楽しみを味わってから、ごちそうさまというわけです。」
ちなみに私は、好きなものを最後に食べます。
もう一つ別な2種類の人々の例です。
携帯の液晶パネルや家電製品の表示部などに、保護用のフィルムが貼ってありますね。その保護用のフィルムをはがして使う人と、保護用フィルムを貼ったまま使う人の2種類です。あまり気にかけていないという人もいるかもしれませんが、大抵はどちらかの“派”に属すると思います。これもそれぞれの言い分を聞いてみましょう。
フィルムをはがして使う人によると、
「フィルムは運搬時などに傷がつくのを防止するための保護用のもので、使うときにははがすのが当たりまえ。第一、フィルムが貼ってあると見づらくてしょうがないです。」と言います。
一方、フィルムを貼ったまま使おうとする人の意見はこうです。
「フィルムは運搬時などに傷がつくのを防止するための保護用ですけど、使うときにも保護用として貼ったままでいいんじゃないでしょうか。そうすれば長い間傷がつかずにきれいに使えるし。」
ちなみに私はフィルムを“はがさない派”です。
どちらも、「そうそう、その通り!」という声が聞こえてきそうです。どちらもそれなりの理由がついていますが、実のところ【癖でそうしている】や【そうしないと気持ちが悪い】ということなのだと思います。私もそれほど気にはしませんが、そうしないと「どうもちょっと違うなあ・・・。」といった感はあります。
大きく分けて2種類という話をしましたが、世の中にはもっと細かく分かれてほとんど連続的といえるほど、いろいろな人がいます。いろいろな人がいるわけですから、人によって考え方ややり方が違っていても不思議ではありません。十人十色ということですね。同じ考え方・やり方ということのほうが稀なのだと思います。
同じ日本人でもこのような違いがありますが、国が変われば違いはもっと大きくなるでしょう。保護フィルムをはがす・はがさないはわかりませんが、国によって国民性というのがあります。それを表すおもしろい話(ジョーク)があります。
ある豪華客船が沈没しかかっています。いろんな国の人が乗っていて早く海に飛び込んで逃げないと助かりませんが、船が大きいこともあってみんな後込みしています。それで船長はそれぞれの国の人たちに向かって、次のように言って飛び込むように勧めます。
アメリカ人に対してはこうです。
「早く飛び込んでください。飛び込めばあなたはヒーローですよ。」
ドイツ人に対しては、
「早く飛び込んでください。これは規則ですから。」と勧めます。
日本人に対してはこう言います。
「早く飛び込んでください。周りの人はもう飛び込んでいますよ。」
他の国もあったかもしれませんが、この3つが記憶に残っています。とてもよく国民性を表していますね。日本人について言えば、周りに合わせるという日本人の性質を見事に表しています。この周りに合わせる性質ですが、主体性がないなどと言われたりしますが、必ずしも悪いことばかりではありません。
さて、また長くなってしまいそうなので、この続きは別の機会にしたいと思います。
それではまた。
久留米工業大学
建築・設備工学科
池鯉鮒
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