2016年11月30日水曜日

別人テクニック(その2)


こんにちは、池鯉鮒です。

今回は”別人テクニック(その2)”です。


別人テクニックは、
電子書籍「キーワード構築法」の中で
紹介した方法ですが、

それとはちょっと違った別人手法、
別人テクニック(その2)です。



ここでいう”別人テクニック(その2)”とは、

今の自分とは違った人物・人格を設定して、
それを演じるということです。



例えば、

「今の自分を変えたい。」

とか

「今の自分から変わりたい。」

と考えているとします。


しかし、普通はそんなに簡単に変わりませんし、
変えることができません。


その際に有効な方法が、
”別人テクニック(その2)”です。




どのようになりたいのか、
変わった後の自分・なりたい自分の姿を仮定して、

それを演じるという方法です。


例えば、
野球をやっているとして、
イチローを演じてみるなどです。



ただ、実際に”演じる”となると、
かなり抵抗がありますよね。

無口だった人がいきなり饒舌になるとか、
内気だった人が、いきなり積極的になるなど、

なかなか難しいですね。



ところが、今は都合がよいことに
ネット社会なのです。




”インターネット”という世界がありますから、
それを利用しない手はありません。

”リアル”と”ネット”を使い分けることができます。


つまりネット上で、
別な人物を演じればよいのです。



ネット上ですから、
別に本名を名乗る必要はありませんし、
(かっこいいハンドルネームを設定すればよいですし)


ネット上のあなたは、
現実のあなたと同じ性格である必要は
まったくありません。


趣味嗜好や年齢、性別が違っていても
まったく問題ありません。




ネット上のもう一人のあなたを、
”変わった後の理想的なあなた”として設定し、

そういう振る舞いをすればよいのです。



ネット上ですから、

例えばホームページや、ブログ、メール、
フェイスブック、ツイッター、YouTubeなどの
メディアでそのように振る舞えばよいことになります。


ネット上ですから、あなたの振る舞いは
主に文章で表現されることになりますが、

文章ですから、どうとでも書けるわけです。



現実のリアルなあなたを反映する必要は
全くありません。


違うキャラクターで、ブログを書いたり
メールのやりとりをしたところで、
誰も文句は言いません。


しかしそれを続けていくことで、
リアルなあなたに少しずつですが、
影響が出てきます。


ネット上で、理想的なあなたを演じていると、
リアルなあなたにも変化が生じてくるわけです。


ネット上で別なキャラクターを演じているとはいっても
元々同一人物なのですから、
影響が及ばないはずはありませんね。


リアルなあなたに影響が出てきたら、
しめたものです。


リアルなあなたも、理想的なあなたを意識して
振る舞うようにしていけばよいからです。



まったく何もやってない状態から、
いきなり理想の自分を演じるのは
非常にハードルが高いですが、


ネット上で理想の自分を演じるという
ステップを一段階入れることで、


現実の自分も、理想の自分を演じることが
やりやすくなるわけですね。



ネット社会である現代だからできる手法ですが、


自分を変えたい!と思っている人は、
トライしてみてはいかがでしょうか。

ネット上の別人テクニック(その2)、
結構使えると思いますよ。


拙著「キーワード構築法」で紹介した
”別人テク”とは違いますが、

こちらもまた違った、
”別人テク”と
言うことができます。


それではまた。


久留米工業大学
建築・設備工学科
池鯉鮒



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2016年10月14日金曜日

講義と授業


こんにちは、池鯉鮒です。

今回は「講義と授業」です。


「授業」はわかりやすいですが、

小学校や中学校、高校で
先生から各科目について習うことですよね。

それを授業と言います。


大学で習うことは「講義」と言っていました。

少なくとも私が学生の頃は、「講義」と呼んでいました。
(過去形で表現しているのは、今では違っているからです。)


今では大学でも、授業と呼ばれています。

慣例的に呼ばれているのではなく、
正式な書面や資料などでもそう表現されています。

一般的に「シラバス」と呼ばれる各講義の内容も、
「授業詳細」という表示になっています。


手元にあった角川実用辞典辞書で調べてみると、

授業は”学問・技芸を教え授けること。”

講義は”書物や学説の意味を説明すること。大学などでの授業のこと。”

となっています。


お茶の水女子大学名誉教授の藤原正彦先生の著書でも
同じ内容のことが書かれていましたが、

「授業」は「業」を「授ける」こと。

業は、わざ、仕事、学問、技術 となっていますので、
「学問や技術」を「教える」ことです。


それに対して

「講義」は「義」を「講じる」こと。

「義」とは物事の意味・理由、正しさですので、
「物事の意味や理由」を「説明する」ことです。


かなりニュアンスが違っていますね。


授業は教え・授ける。

わかるように”教えて身につけさせる”
というニュアンスですね。


講義は、説明するから聞きたい人は聞いてください
といったニュアンスです。


興味ある人は
説明を自主的に聞いてくださいといことですね。


ある程度自主性に任されているのが”講義”、
本人の意志とはあまり関係なく身につけさせるのが”授業”


大学が”授業”になってしまっているのは、

あまり自主性がない人が多くなった
ということなのでしょうか。


”授業”ではあまり”自主性”は育たないような
気がしますので、


やはり”講義”のほうがよいように思います。


どうして”講義”を”授業”と呼ぶように
なってしまったんでしょうか。


呼び方だけで中身が変わらなければ
問題ないのかもしれませんが。


どう思いますか?


それではまた。


久留米工業大学
建築・設備工学科
池鯉鮒



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2016年8月19日金曜日

ひねり不足



こんにちは、池鯉鮒です。

今回は「ひねり不足」です。


前回は”おみくじ結び法”について
お話ししましたが、
今回もちょっと関連しています。

”手先の作業”の話しです。


”ものづくり日本”を考えた場合に、
やはり手先の器用さは重要なポイントです。


いろいろなことはAIやロボットが
実際には行うにしても、

基本的なことは”手作業でできる”ことが
重要だと思います。


例えば、のこぎりで
木を切ることを考えた場合に、

コンピュータでコントロールされた
テーブルソー(丸のこ盤)でカット
するのもいいですが、

やはり基本は”手引きのこ”です。


のこぎりを手で持って、
ギコギコ切るヤツです。


図面なども同様で、

CAD(コンピュータで図面を描くことです)で
図面を描くには、

手書きで図面を描けることが
基本となっています。


これは手先の作業が必要であると
いうことも意味しています。



一方、私たちの生活を見回してみると、
細かな手作業が必要なくなってきています。

便利で使いやすいといえば
そうですが、

例えば、

水道の蛇口、ドアノブ、
テレビのチャンネル、
ステレオのボリュームなどです。


昔はこれらは
”手でつかんでひねる”
という操作が必要でした。


ボリュームなど
微妙な回転の調整が必要でした。


しかし最近のものは、
レバー式や押しボタン式で
操作がとても簡単になっています。


簡単な操作だけで済むように
なっていますので、

しだいに複雑な操作ができなくなって
しまうのではないかと思います。



鍛えていないと”筋肉が退化”していくように、


使っていないと

”複雑な手先の作業ができなくなってしまう”
のではないかと気になっているところです。


ちょっと大げさな表現かもしれませんが、

”ものづくり日本”が
退化してしまうのではないかと
心配しています。



それで、前回紹介しました
「おみくじ結び法」などは

手先の複雑な作業なので、
よいのではないかと考えました。


気がつかないうちに
徐々に変化していきますから、

注意が必要ですね。


それではまた。


久留米工業大学
建築・設備工学科
池鯉鮒


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2016年6月21日火曜日

おみくじ結び法


こんにちは、池鯉鮒です。

今回は「おみくじ結び法」です。

「おみくじ結び法」って聞いたことありますか?

神社でおみくじを引いて、
そのおみくじを木の枝などに
結ぶ方法のこと?


ちなみにおみくじは、
大吉の場合は持って帰りますが、

そうでない場合は、
神社に結んで置いてきますね。


さて、おみくじ結び法ですが、
おみくじを結ぶ方法のことではなくて、
"ゴミ捨て"の方法のことです。

ゴミ捨て?
と思われるかもしれません。


普通、ゴミを捨てる場合、
紙ゴミなど「丸めてゴミ箱へポイ」
ではないでしょうか。

ビニール袋のゴミの場合は、丸めても戻ってしまうので
そのまま捨てるパターンでしょうね。


そうするとゴミがかさばって、
ゴミ箱がすぐにいっぱいになってしまいますし、

ゴミっぽくて、
見た目もあまりよろしくありません。


そこで「おみくじ結び法」です。

包み紙でも、ビニール袋でも何でもOKです。


まず細長くおりたたんでください。
そしておみくじを結ぶように
結んでみてください。

どうですか。
ゴミっぽくないでしょう?


これでゴミ箱に捨てても
全然かさばりませんので、
ゴミ箱がすぐにいっぱいになることがありません。


それに見た目もきれいです。

特にキャンディの個別包装のような
ビニール製の包み紙の場合は、
銀色に輝いて結構きれいに見えます。


おみくじ結びは神社にお参りした時にしかやりませんが、
この”おみくじ結び法”はゴミを捨てるたびに
一日に何回もできますね。

”結ぶ”という複雑な作業を
手先を使ってやりますので、
脳にもよい影響を与えるのではないかと考えています。


手は第二の脳とも言われています。
その手を細かにコントロールして使う
この”おみくじ結び法”はおすすめします。

おみくじ結びという日本的な方法で
ゴミさえも美しく捨てるというのは
いかがでしょうか?


ただし、忙しいサラリーマンの方からは、

「ゴミを捨てるたびにいちいち結ぶなんて
やってられない。」

という意見が聞こえてきそうです。


その場合は毎回でなくても、
余裕のある場合に気がついた時だけ
やってみるというのでもいいと思います。


”ゴミさえも”美しく
片づけることができるので、

以外といいんじゃないかと
思っています。


しかし小さな包み紙を”おみくじ結び”するのは
細かな手作業になってかなり大変ですが・・・。


”おみくじ結び法”
いかがでしょうか?


それではまた。


久留米工業大学
建築・設備工学科
池鯉鮒


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2016年4月14日木曜日

将来の夢


こんにちは、池鯉鮒です。
今回は「将来の夢」です。

4月になって、
大学にも夢を持って希望に胸を膨らませた
新入生が入ってきました。

新社会人の方も、夢を持って
がんばろうと考えているところではないでしょうか。


小さいときの夢と今の現実が一致しているか
どうかは別ですが、

子供の頃、どんな夢を持っていましたか?


お医者さんになりたいとか、
パイロットになりたい、

電車の運転士になりたい、
野球選手、サッカー選手などのスポーツ選手、

看護士さん、消防士さんになりたいなど

いろいろあったでしょう。



ここでちょっと
考えてみましょう。

今挙げたような”将来の夢”ですが、
全部”職業”なのではないでしょうか?


将来の夢というのは、
職業を答えるものなのでしょうか?


しかも今ある職業から選ぶように
なっていたのでしょうか?


というよりは、
「そう考えるように方向付けられている」
と言ったほうがよさそうです。



ですから、
「将来は何になりたい?」
なんて子供に聞いたりします。


この将来の夢というのは、

”職業に限定”してしまってよいのでしょうか?


何だかこじんまりとした
”小さな人間”が
できあがってしまいませんか?


「大学を卒業したらどこかの会社に就職する」のが
当たり前になっていて、
私たちも就職のお世話をしています。


でも、ふと考えると、

こぢんまりとした人間に育て、
普通に社会の一部になるように

教育しているのではないかという
違和感は常にあります。


「ユダヤ式教育」で書きましたように、

子供が小さい時にはその適正を見て
一点集中で資源を投資して、
才能を開花させたほうがよいようにも思えます。


無理に会社組織に入らなくても、
よいのではないかとも思えます。


例えば、将来の夢が

”会社を作って社長になる”でも、
”世界中を飛び回って活躍する”でも、
”大富豪になる”でも、

よいのだと思います。


その夢があれば、

「そうなるためには、ではどうするか?」
「そうなるためには、いつ何をすればよいか?」

ということがだんだん明確になってきて、


「今やるべきこと」が
見えてくるのだと思います。


その今やるべきことが、

たまたま
「どこかの会社に入って、
何かの職業に就く」
ということはあり得ます。


でもその上位の概念
(例えば、社長になる、海外を飛び回る、
大富豪になる)などがあれば、


会社に入るとか、ある職業に就くということは
その”手段”になります。


そして、その”手段”が”夢”になっているのが
なにか変な感じがするのです。


”パソコンを使えるようになるのが夢です”
と言っているような感じです。


パソコンを使うのは、

文章を書くとか表計算するとか、
画像を処理するなど何かをやるための
”手段”として使うわけです。

パソコンを使うのが目標ではなく、
その先の何かをやることが目標なわけです。

それと同様に、

職業が”夢や目標”になっているのは、
手段が目標になっているようで

何だか違和感を感じるのですが


どう思いますか?

それではまた。

久留米工業大学
建築・設備工学科
池鯉鮒



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2016年3月16日水曜日

有と無、時間と空間


こんにちは、池鯉鮒です。

今回は「有と無、時間と空間」です。

かなり硬いというか、
なんだか哲学的な?タイトルですが、

趣旨はそう硬くありません。

「有と無」は有るか無いか、

時間と空間はそのまま、
時間的・場所的にということです。

「時間や場所が変わると、
有も無になってしまい、
無も有になり得る。」

ということなんですが、
余計にわかりにくいですね。



時間がずれると、
別な言い方をすれば時期(時代)が異なると、

今あなたが出会っている人たちと、
出会うことはありません。

存在していないと同じですね。
時間的にずれると”無い”わけです。


空間的に異なると、

極端な例えでは、
地球ではない他の星に生まれるようなことがあれば
これもその人と出会う確率はほとんど0でしょうし、

地球の反対側のブラジルあたりで生まれていれば、
出会う機会はまずありません。

ですから、今いっしょに生活していたり、
いっしょに仕事をしていたり、
いっしょに遊んだりしているということは


時間と空間が一致していて共有できている
ということになるわけですね。


私たちは、自分が関わる人たちに影響を与えます。
特に親しい間柄の人に対しては
多大な影響を与えますし、

また逆に多大な影響を受けます。

例えば、子供が親の影響を受けるようにです。
そして、親が子供の影響を受けるように。


時間的に異なっていると(時代が大きく違っていると)、
その影響はありません。

時代が違う親子関係というのはありませんが、

時代が違う例では、あなたのひいおじいちゃんを
考えてみてください。

多大な影響を受けましたか?
また影響を与えたのでしょうか。

名前すら知らないということも
あり得るのではないでしょうか?

一方、空間の制約はネット時代となって
かなり縮まってきていると言うことができますね。

実際に直接会わなくても、
一人で数千人、数万人、またはそれ以上に
影響を与えるという状況は、

昔は本を出版したり、テレビやラジオなどの
メディアに出演することで可能だった訳ですが、

今は違います。

ネット上にあるホームページやブログでは
(この「脳内対話ブログ」も一応ブログです。)
不特定多数の人がアクセスして読みます。


また、メール配信の場合では、
メールアドレスがわかっている特定の多数の人に、
影響を与えるようになっています。


一般には多くに人が企業などのホームページや
ブログを見たりメルマガを購読していたりしています。
また記事をアップしたり投稿したりもしています。

相互に影響し合っているということが言えます。


また、ネット上の情報は削除されない限り、
時間がたっても残るため、

今後、未来に対して、時間的制約も越えて
影響を及ぼすことができることになります。


以前は、それをやるのは書籍の役割でしたが、
今やネット上のデジタル情報ということになりますね。


そう考えた場合に、

あなたは未来に対して
「何か残したい」と思ったことはありませんか?


大げさな言い方をすれば、
「生きた証」とか「生きた足跡」、
「存在の証明」といったようなニュアンスです。


「自分史」というものがあります。
自分の歴史を、1冊の本にまとめたものです。

本にすると、自分の関わった人くらいにしか
配布することはできませんが、

ネット上にアップすると、誰でもアクセスができます。


このネットという環境を使えば、
自分の足跡も残せるし、
末代まで影響を及ぼすことも可能になるわけです。

空間的な差異、時間的(時代的)な差異が
縮まってきているという、

そういう時代に私たちは生きているわけですね。


この時代の環境を利用しない手はないと
考えますが、どう思いますか?

「自己表現のススメ」でも書きましたが、
あなたの得意分野の情報発信や
思ったことの発信を
やってみてはいかがでしょう。

このブログも一応、
思ったことを発信しているブログなのです。


それではまた。


久留米工業大学
建築・設備工学科
池鯉鮒


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2016年2月26日金曜日

クリスマス、ハロウィーン、バレンタイン・デー


こんにちは、池鯉鮒です。

もう少し早めにアップすればよかったかもしれませんが、

今回はクリスマスとハロウィーンと
バレンタイン・デーについてです。


クリスマスはイエス・キリストの誕生日です。

12月25日がクリスマスで、
その前日12月24日がクリスマスイブです。


誕生日の前夜祭ということで、
24日に盛大にパーティーをやり、

誕生日当日の25日を厳かに迎える
というのがパターンのようです。


キリスト教圏の国では七面鳥を食べますが、
日本ではニワトリになっていますね。

おそらく七面鳥は日本では一般的な食材ではないため、
同じ鳥ということでニワトリになったのでしょう。

ここで不思議に思われる方が
いらっしゃると予想しますが、


クリスチャン(キリスト教信者)でもない
大多数の日本人がなぜキリストの誕生日を
祝うのでしょうか?


今やクリスマスはあって当たり前の

季節の”風物詩”になっていて
一大イベントとも言えます。


それと同じ流れに乗っているのが、
近年よく見聞きする”ハロウィーン”です。

キリスト教の聖人たちが集まると言われている
11月1日は ”万聖節”と呼ばれますが、
その前日がハロウィーンです。


昔はハロウィーンに関連して、
商品が売り出されるなんてなかったですね。


実はハロウィーンにも、クリスマスにも
かなりキャッチーなキャラクターがあります。


ハロウィーンは”カボチャのお化け”で、

クリスマスといえば”サンタクロース”です。


イメージしやすいですね。



これは業界の”商魂のたくましさ”と
言えるのかもしれません。

ハロウィーンにはプレゼントのお菓子、
クリスマスにはクリスマスプレゼントの玩具とクリスマスケーキ、

それぞれの業界が力を入れてがんばっているわけです。


2月のバレンタインデーもそうですね。

キリスト教の聖人であるセント・バレンタインの日ですが、
クリスチャンでない大多数の日本人には
全くと言っていいほど関係ありません。


関係ないのに、これも一大イベントになっています。
チョコレート業界ががんばっています。


なぜそうなっているのか。

これは、”日本だからこそ”という側面が
ありますね。


つまり、日本は

”いろいろなものを取り入れて、
それを日本風にアレンジして定着させる”

ことに長けているのだと思います。


バレンタインデーが、

「女性から好きな男性にチョコレートを
渡して愛を告白できる日」なんていう設定は

日本だけですからね。



これは日本でアレンジして定着させたものです。


欧米では、バレンタインデーは、
恋人やお世話になった人に
贈り物を贈る日だそうです。


決してチョコレート限定ではなく、
女性から男性に対してのみ
ということでもありません。


これは相当な日本流アレンジですね。



通常考えた場合に、
外国の文化を取り入れるというのは

特に宗教が関わっている場合は、
簡単ではありません。



例えば、イスラム圏でイエス・キリストの

誕生日であるクリスマスを祝う
なんてことがあるでしょうか?


これは絶対にあり得ません。
イスラム圏では、神様は”アッラー”だけですから。

アッラーが唯一の神ですから、その他の神様
(キリストは神様ではありませんが、神近き人という意味で)

に関して祝うなどあり得ないですね。



しかし日本の場合は全く問題ありません。


古くは、日本に仏教が伝わってきたときに
それを取り入れて、定着させています。

当時それを推進したのは「聖徳太子」でした。


また、明治維新の時には、
”日本は遅れている”と言われれば、


諸外国の技術を取り入れて消化吸収し、
それを国内で定着させ、


国内でいろいろなものを製造できるようになり、
急速に近代化しました。


日本人はまじめで勤勉であると言われますが、


この”いろいろなものを取り入れて、
消化吸収しアレンジして定着させる”

技術というか思想というかが、

かなり優れているのだと思います。


実はこういった技術や考え方こそが、
これからの世界では重要なのだと思います。


全部おしなべて一様にする”グローバル化”ではなく、

グローバル化が避けられないというのであれば、


適度に取り入れ、アレンジして
自国のものとして定着させる。


ただし、ある程度の線引きは必要だと思いますが、

何でもかんでも取り入れればよいと
いうものでもありません。


極端な例を挙げると、

”政府の民営化”

なんていう考え方ですね。



やっぱりおかしいですよね。

おかしいものは取り入れなければいいのです。


どう思いますか?


それではまた。


久留米工業大学
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池鯉鮒


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2016年1月7日木曜日

目標はひとつ


こんにちは、池鯉鮒です。


新しい年(平成28年・2016年)を迎えましたが、

よく新年に今年の目標を立てますよね。



今年の目標は立てましたか?



目標を立てるときの重要なポイントですが、

それは”目標を一つに絞る”ということです。



あれもやろう、これもやろう、

あっちもそっちも、と考えていると、


何がなんだかわからなくなってしまいます。




それらの複数の目標を実現しようとしている

あなたは一人なのですから、


目標が複数同時にあると、

あなたの持てる力は

分散されてしまいます。



とても簡単な目標ならいいのですが、

(といってもとても簡単な目標なら、
目標として挙げるまでもないですが、)

普通はそうではないでしょうから、


ある程度の努力なり時間なりお金なりをそこに

つぎ込む必要があるはずです。



そうすると、あなたの努力や手間や時間などのパワーが、

複数に分散されてしまい、



一つの目標に割り当てられる

パワーが小さくなってしまいます。



そうすると、頑張れば実現できそうであった目標も、

小さなパワーでは実現不可能になってしまいがちです。




これはよく、


”選択と集中”


という言葉で表現されます。



いろいろある中から選択して一つに絞り、

そこに集中して、一点突破を図るということです。



一点に集中すれば、

虫めがねで集めた太陽光のように

岩をも溶かすパワーが出るというわけです。




でもいくつも目標が出てきてしようがないという場合は、

時間ステップで考えてみたらよいです。



今年はこの目標に取り組む、


それがうまくいったら、

来年はあの目標をやる、

というように、


ひとつひとつに取り組んでいくということです。


結局はひとつひとつに集中するということに

なるわけですね。



やらなければいけないけれども、

未完の勉強や仕事を

複数抱えている場合もそうですね。



あれもこれもと意識が分散すると、

パフォーマンスがあがりませんからね。



どうでしょうか?



ひとつひとつに集中して、

パフォーマンスを上げましょう!



それではまた。


久留米工業大学
建築・設備工学科
池鯉鮒



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