こんにちは、池鯉鮒です。
今回は「人生システム」です。
”人生”なんて大上段に構えると
かなり難しいテーマというふうに思われる
かもしれませんが、
ここで扱う内容は簡単です。
ご安心ください。
前回は、「門番は必ず現れる」でした。
関連した話しですが、
今回は”人生”をテーマにしています。
人生って何ですか?
という質問をすると、
普通なかなか答えられませんよね。
普段、意識していないからです。
文字の通り、
「人が生きていくこと」
「人の一生」
ということなのでしょうけれども、
この”人生”がどうも
結構システマティックに
構成されているようなのです。
必要なことが必要な時期に出てきて、
いろいろな事柄が適材適所といった感じで
配置されています。
そのように感じたことはありませんか?
苦しい思いをした経験がある人は、
そのまっただ中にいるときは
「なぜこのような目に遭うんだ?」とか
「自分だけになぜこんなことが
降りかかってくるんだろう?」
などと感じたことがあることでしょう。
こういった問題や事柄は、”誰でも同じように”
生じてくるというわけではありません。
私自身の経験や、いろいろな人を見て来て、
理解できたことがあります。
このような苦しい状況や問題は、
”その人の足りない部分に関して生じている”
ということです。
例を挙げてみましょう。
人と話すことが苦手な人が大学を卒業して、
会社に入ったとします。
会社は組織で仕事をするわけですから、
他の人と連携して仕事を進めていく必要があります。
しかし人と話すのが苦手なその人は、
報告・連絡・相談(報連相と言われてますね)が
うまくできずに、苦しむことになります。
大きな壁にぶち当たったと感じることでしょう。
途方もなく屈強な門番が出てきたと思うかもしれません。
実は、人と話すのが苦手でない人は、
このような事柄は問題として認識されません。
普通に、日常の一部として流れていきます。
結局、人と話すのが苦手な人は、
”その部分が足りていない”ということなのです。
人と話すのが苦にならない状態に達することができれば、
それはもう”問題”ではありません。
普通の日常の事柄になってしまいます。
この
”その人に足りないこと”は、
いろんな場面で出てきます。
しかも適度な時期にです。
人と話すのが苦手な人がぶち当たる問題は、
大抵このように会社に入ったときに
出てきます。
他には(会社で言えば)、
管理職になった人が
部下に適切に指示をして仕事をこなしていく
という状況や、
売り上げ目標を与えられて、
それをクリヤしようとするような場合などです。
そしていろいろな問題は、その人の周囲の人との
関わりにおいて出てきます。
無人島で一人でハンモック生活している人は、
そのような葛藤はありません。
そういう意味では、会社というのは
”練習するのに適した場”ということができます。
この”練習”というのは、
例えば人と話すのが苦手な人であれば、
話すのが苦にならないように練習・克服する
といった意味合いです。
つまり、その人の足りないことに起因する
問題が適度な時期に起きてきて、
それをクリヤしながら
少しずつ成長進化していくということ。
これが”人生”と言えます。
少しずつステージが上がっていくということです。
なんだかロールプレイングゲームみたいですね。
というよりは、ロールプレイングゲームが
人生システムを模擬していると言ったほうが
正しいですね。
あまり深く考える必要はありません。
目の前に出てくる問題に対処していけば、
自動的にあなたの足りない部分は補強され、
完成に近づいていくというわけです。
”完成”って何でしょう ?
完成形はどんなでしょう?
なんていうことをいろいろ考えてみるのも
よいと思いますよ。
あなたに生じている問題をこのように捉えて、
俯瞰してみてはいかがでしょうか。
「なるほど、そういうことか!」
といったことがわかったりして、
以外とおもしろいですよ。
それではまた。
久留米工業大学
建築・設備工学科
池鯉鮒
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