2014年2月18日火曜日
文章を書きたがる人・書きたがらない人
こんにちは、池鯉鮒です。
今回は、「文章を書きたがる人・書きたがらない人」です。
以前のブログで書いた「二種類の人々」に含まれそうな内容です。
さて、文章を書きたがる人と書きたがらない人、はっきりと明確に分けられる
ということではありませんが、そのような傾向に分かれると
考えてもらえばよいと思います。
まず”文章を書きたがる人”の特徴ですが、長文を書く傾向がありますね。
メールなどを書く際にやたらと長文を書く人いませんか?
長文を書く人は、文章を書いているうちにだんだんと”乗って”きて、
内容がさらに展開していくという傾向があります。
このタイプの人は、普通の文章ならよいですが、
クレームや誹謗中傷のような状況になってきた場合にはやっかいです。
ブログなどで炎上した場合には、次から次へとクレーム文章が
あふれ出てきて、内容がどんどんエスカレートしていってしまいます。
怒りの感情に任せて書いているうちに、文章が”乗ってくる”と最悪ですね。
あまり敵に回したくないタイプです。
仲間にして役立つ文章を書いてほしいですね。
それに相対するのが”文章を書きたがらない人”です。
書面やメールとして文章を書かずに、直接口頭で話したり
電話で済ませるタイプです。
今はネットの時代ですからメールでのやりとりは当たり前になっています。
○か×かのような、やるかやらないかのような、簡単な内容なら
口頭でよいですが、日時が関わることや、場所がどこどこ等、
5W1Hに関するような重要な項目は、記録の残る文書やメールで
配布したほうがよいのです。
口頭では”記憶”に残るだけで”記録”には残りませんね。
その記憶は時間が経つと曖昧になるし、間違って記憶した場合には、
スムーズに事が運びません。
日付や時間を間違うと、とんでもないですよね。
文章を書きたがらない人の場合は、メールで送るといっても、
慣れていないため誤字脱字が多かったり、最小限しか文章がないために、
”誰がいつまでに何をすればよいか”、といったことが
はっきりしないものも多いです。
説明不足な文章になりがちです。
ちなみに私は、(こんなブログを書いているくらいですから)前者の
”文章を書きたがる”タイプです。
それほど長文は書かないほうだと思いますが、文章を書いているうちに
”乗ってくる”感覚はあります。
”乗っている”ときは、「文章が踊っているかのようです。」
というのは冗談ですが、このブログも書いているうちに次が展開してくる
というパターンも多いです。
なかなか書き出さない、ということはよくあります。
着手するまでに時間がかかることはよくありますが、一旦書き始めると、
書けば書くほど次が湧き出てきます。
もちろん“乗らない”時もあります。
例えば風邪をひいて体調不良の時や睡眠不足で眠い、などといった場合
にはショボい文章しか書けませんし、筆が進みません。
でもショボい文章でも書いたものは、残しておいたほうがよいです。
後で見た場合に、ここはこう変えたほうがよい、ここにあれを付け足せばよい
というふうに、“別人風に”加筆訂正することも可能だからです。
極力文章は書いたほうがよいです。
書面にして送るとか、メールで送るという文章でもそうです。
電話で済ますとか、直接口頭で伝えるということもよいですが、
それに加えて文章にしてメールで送ることをやれば、確実ですね。
音声+文章なので、伝わり方は2倍でバッチリです。
受けた人は「耳」と「目」から情報が入ってきます。
以前のブログでも書いていますが、自分で文章を書くと
”あれやこれやと自分の頭で考え”ますよね。
これが”頭によい”のです。
頭が回転するようになり、自分の考えが持てるようになります。
そうでないと、自分の考えが定まらないとか、自分で決められない、
自分で考えられない、自分ではわからない、
ということが多くなってしまいます。
私が会社員時代に、大先輩の部長クラスの方から教えていただいたのは、
「ベースとなる書面なしに、打ち合わせや会議をやるな。」でした。
私も経験がありますが、ベースとなる書面がない状態で話し合いをやると、
どんどん話しが本題からそれて行って、やたらと会議の時間が長くなったり、
本来検討すべき内容を検討せずに時間切れというパターンに陥りがちです。
その方は、それを「空中戦」と呼んでいました。
うまい表現だと思います。
ベースになる書面がないので、足が地に着いておらず、つまり
“空中で戦っている”というわけです。
電子ファイルが主流になっていても、メールやPDFファイル、
e-Pubファイルなどで扱うのは文章です。
文章を書くことは必要なのです。
文章を書くことで、頭が回転するようになれば、自分の考えが定まらないとか、
自分で決められない、自分で考えられない、わからない、等がなくなります。
”自分で考えられない”というのは、実は気をつけないと
危ないのです。
”搾取される対象”になってしまうからです。
”搾取”というのは極端かもしれませんが、
”いいように使われる”ということです。
言われたこをそのまま鵜呑みにしてしまうので、極端に言えば
”洗脳するのが簡単”な人ということになってしまいます。
甘い言葉に乗せられて、知らない間にお金を支払わされる
ということにもなりかねません。
例えば”振り込め詐欺”のようなパターンですね。
振り込め詐欺は、被害者はお年寄りが多いですが、
孫からの電話と称して「オレだよオレ。」と言って、問題が起きて
困っているからお金が必要だというわけです。
それを信じてしまって、言われたように銀行口座にお金を
振り込んでしまうという詐欺です。
”いいように使われる”というのも、
詐欺というところまではいきませんが似たようなものです。
”自分の頭で物事を考える”ようになるには、文章を書くのが
いちばん手っ取り早いのです。
拙書「キーワード構築法-らくらく文章作成術-」の紹介ページでも
書きましたが、頭の回転をよくするのは文章を書くことだけではありません。
絵画を描いたり、作曲をしたり、物語を作ったり、発明するなどの
”創造的な(クリエイティブな)活動”こそが重要なのです。
ただし、絵画を描きなさいとか作曲しなさいとか発明をしなさいと言われても、
なかなかできませんよね。
一般的には文章作成が取っつきやすいというわけです。
やっぱり人間は”創造的活動”をやるのが正しいのだろうと思いますね。
それではまた。
久留米工業大学
建築・設備工学科
池鯉鮒
【PR:キーワード構築法ーらくらく文章作成術ー】
自己紹介や報告書などの文章が書けない。文章が膨らまない。
筆が進まないという人に、とっておきの文章作成法です。
学校では教えてくれない文章作成術
「キーワード構築法ーらくらく文章作成術ー」は
こちらをクリック↓
http://chirifulab.web.fc2.com/keywordLP.pdf
2014年2月3日月曜日
古代巨石文明の謎
こんにちは、池鯉鮒です。
今回は「古代巨石文明の謎」です。
今までとちょっと毛色が違ってますが・・・。
巨石文明というと、エジプトのピラミッドや、メキシコにあるマヤのピラミッド、イスラエルのバールベック神殿、イギリスのストーンヘンジ、インカの石積みなどがあります。
これらの巨石文明は、遡ってもせいぜい4,000年前(4,000年前でも相当に古いですが)くらいまでです。
ところがトルコのギョベクリ・テペという遺跡は、11,000年前の遺跡だそうです。
以前に世界ふしぎ発見というTV番組で取り上げられていました。
1,994年の発見だそうですが、その割には一般には知られていないようです。
私が知らないだけでしょうかね?
教科書には記載されているのでしょうか。
”超古代”と言っていいような年代の遺跡です。
しかし11,000年前だからと言って、稚拙ではありません。
5トン前後の石を矩形に切り出して円形に配置したストーンサークルのようなものです。
他に20トン程度の石もあるそうです。
そんな巨石ですが、その切り出した面が相当平坦なのです。
またその遺跡からは、人骨が発見されています。
しかもその人骨には彩色が施されていました。
TVでは、いったん埋葬したものを掘り出して骨に彩色したという説明でしたが、
そんな面倒くさいことを考えなくても、火葬にして、残った骨に彩色したのでは
ないかと考えてしまいますが、違うんでしょうかね。
11,000年前は火葬の習慣はなかったのでしょうか。
鉄や農耕がなかった当時、石をどうやって矩形に切り出して、平らに削ったか
という疑問が生じますが、発掘した考古学者によれば、
石器で削ったとのことでした。
石器で岩を削る???
巨石は石灰岩であるため、それより硬い材質で作った石器であれば、
割と簡単に削れるということでした。
レポーターの人が少し削っていましたがほとんど削れず、
「途方もないなあ。」という感想を漏らしていました。
私も途方もないなあと思います。
超古代の人々がいくらヒマだからといって、石で岩を削るという
そんな途方も無いことをやるのでしょうか。
ここで少し”常識をぶち壊して”みましょう。
岩は普通は硬いですが、「岩が柔らかい」としたらどうでしょうか?
「岩が柔らかい?」 と思われるかもしれません。
例えば粘土とまではいかなくても、砂糖の固まりとか砂の固まりとか、
他にはチョークのようなもの、クッキー等のようなイメージです。
そういった柔らかいものなら、石器でも削れますよね。
別な言い方をすれば、「岩が柔らかい状態になったなら、石器でも
簡単に削ることが可能です。」となります。
そうすると、次の疑問がでます。
「岩が柔らかい状態になることがあり得るのか?」ですね。
砂糖の固まりや砂の固まり、チョークやクッキーなどは
水でぬらすと、途端に”柔らかく”かつ”もろく”なります。
では岩の場合、どのようにして柔らかくもろくできるのでしょう。
ギョベクリ・テペの巨石は石灰岩であると言っていました。
石灰岩を柔らかくもろくする方法はあるでしょうか?
特に石灰岩に限って考えると、すぐに思い当たるものがあります。
”酸”です。
理科の実験で石灰石に塩酸などの酸をかけると、ブクブクと泡を吹いて
溶けていきませんでしたか?
酸を使えば、石灰岩であれば柔らかく、もろくすることができそうです。
11,000年前に塩酸や硫酸などはなかったかもしれません。
しかし、レモンやライムのような酸の強い柑橘系の植物はあったのではないでしょうか。
(以外と、塩酸や硫酸等の酸を作ることができていたのかも知れません。)
20トンの巨石を扱うことができる高度な文明を持っていた人々ですから、
酸を利用することぐらい朝飯前だったのかもしれません。
”酸を塗って石灰岩の表面を柔らかくしてから削った” ということですね。
切り出す際にも、切り出したい部分に酸を塗って溝状に削り、
そこ酸を流し込んでさらに削り、という方法で削っていったのではないでしょうか。
もちろん、どこかの段階では割って切り出したのでしょう。
切り出した後に、矩形にして表面を平らに削ればよいわけです。
鉄がなければ、石器で削ったのかもしれません。
表面は柔らかくなっているので、普通の石器でも平らに削れるでしょう。
これは推測の域を出ませんが、可能性としては”あり”と考えています。
どう思いますか?
古代巨石文明についてはまだまだいろいろとありますので、
そのうちにまた古代巨石文明についての話題をUPしたいと思います。
それではまた。
久留米工業大学
建築・設備工学科
池鯉鮒
【PR:キーワード構築法ーらくらく文章作成術ー】
自己紹介や報告書などの文章が書けない。文章が膨らまない。
筆が進まないという人に、とっておきの文章作成法です。
学校では教えてくれない文章作成術
「キーワード構築法-らくらく文章作成術-」は
こちらをクリック↓
http://chirifulab.web.fc2.com/keywordLP.pdf
今回は「古代巨石文明の謎」です。
今までとちょっと毛色が違ってますが・・・。
巨石文明というと、エジプトのピラミッドや、メキシコにあるマヤのピラミッド、イスラエルのバールベック神殿、イギリスのストーンヘンジ、インカの石積みなどがあります。
これらの巨石文明は、遡ってもせいぜい4,000年前(4,000年前でも相当に古いですが)くらいまでです。
ところがトルコのギョベクリ・テペという遺跡は、11,000年前の遺跡だそうです。
以前に世界ふしぎ発見というTV番組で取り上げられていました。
1,994年の発見だそうですが、その割には一般には知られていないようです。
私が知らないだけでしょうかね?
教科書には記載されているのでしょうか。
”超古代”と言っていいような年代の遺跡です。
しかし11,000年前だからと言って、稚拙ではありません。
5トン前後の石を矩形に切り出して円形に配置したストーンサークルのようなものです。
他に20トン程度の石もあるそうです。
そんな巨石ですが、その切り出した面が相当平坦なのです。
またその遺跡からは、人骨が発見されています。
しかもその人骨には彩色が施されていました。
TVでは、いったん埋葬したものを掘り出して骨に彩色したという説明でしたが、
そんな面倒くさいことを考えなくても、火葬にして、残った骨に彩色したのでは
ないかと考えてしまいますが、違うんでしょうかね。
11,000年前は火葬の習慣はなかったのでしょうか。
鉄や農耕がなかった当時、石をどうやって矩形に切り出して、平らに削ったか
という疑問が生じますが、発掘した考古学者によれば、
石器で削ったとのことでした。
石器で岩を削る???
巨石は石灰岩であるため、それより硬い材質で作った石器であれば、
割と簡単に削れるということでした。
レポーターの人が少し削っていましたがほとんど削れず、
「途方もないなあ。」という感想を漏らしていました。
私も途方もないなあと思います。
超古代の人々がいくらヒマだからといって、石で岩を削るという
そんな途方も無いことをやるのでしょうか。
ここで少し”常識をぶち壊して”みましょう。
岩は普通は硬いですが、「岩が柔らかい」としたらどうでしょうか?
「岩が柔らかい?」 と思われるかもしれません。
例えば粘土とまではいかなくても、砂糖の固まりとか砂の固まりとか、
他にはチョークのようなもの、クッキー等のようなイメージです。
そういった柔らかいものなら、石器でも削れますよね。
別な言い方をすれば、「岩が柔らかい状態になったなら、石器でも
簡単に削ることが可能です。」となります。
そうすると、次の疑問がでます。
「岩が柔らかい状態になることがあり得るのか?」ですね。
砂糖の固まりや砂の固まり、チョークやクッキーなどは
水でぬらすと、途端に”柔らかく”かつ”もろく”なります。
では岩の場合、どのようにして柔らかくもろくできるのでしょう。
ギョベクリ・テペの巨石は石灰岩であると言っていました。
石灰岩を柔らかくもろくする方法はあるでしょうか?
特に石灰岩に限って考えると、すぐに思い当たるものがあります。
”酸”です。
理科の実験で石灰石に塩酸などの酸をかけると、ブクブクと泡を吹いて
溶けていきませんでしたか?
酸を使えば、石灰岩であれば柔らかく、もろくすることができそうです。
11,000年前に塩酸や硫酸などはなかったかもしれません。
しかし、レモンやライムのような酸の強い柑橘系の植物はあったのではないでしょうか。
(以外と、塩酸や硫酸等の酸を作ることができていたのかも知れません。)
20トンの巨石を扱うことができる高度な文明を持っていた人々ですから、
酸を利用することぐらい朝飯前だったのかもしれません。
”酸を塗って石灰岩の表面を柔らかくしてから削った” ということですね。
切り出す際にも、切り出したい部分に酸を塗って溝状に削り、
そこ酸を流し込んでさらに削り、という方法で削っていったのではないでしょうか。
もちろん、どこかの段階では割って切り出したのでしょう。
切り出した後に、矩形にして表面を平らに削ればよいわけです。
鉄がなければ、石器で削ったのかもしれません。
表面は柔らかくなっているので、普通の石器でも平らに削れるでしょう。
これは推測の域を出ませんが、可能性としては”あり”と考えています。
どう思いますか?
古代巨石文明についてはまだまだいろいろとありますので、
そのうちにまた古代巨石文明についての話題をUPしたいと思います。
それではまた。
久留米工業大学
建築・設備工学科
池鯉鮒
【PR:キーワード構築法ーらくらく文章作成術ー】
自己紹介や報告書などの文章が書けない。文章が膨らまない。
筆が進まないという人に、とっておきの文章作成法です。
学校では教えてくれない文章作成術
「キーワード構築法-らくらく文章作成術-」は
こちらをクリック↓
http://chirifulab.web.fc2.com/keywordLP.pdf
登録:
投稿 (Atom)